まずは現状のお客様の来店頻度から見ていきましょう。
これは一般的にこれぐらいの頻度で行ってますという基準です。
ショートヘアの女性が美容室へ通う平均的な頻度は、だいたい
■ショートは1か月半(多毛orくせ毛)~2か月(普通)に1度
■ボブは2か月(多毛orくせ毛)~2か月半(普通)に1度
と、このぐらいのことが多いです。
毛量やくせの状態で気になってくる期間に違い出てきますので、少し幅が出ますが、一般的にはこれぐらい。
ほとんどの方にとって大体納得いくのではないでしょうか?
そして美容師目線から見てもこれは大方合っています。
ショートの女性が美容院に行く頻度は、結論
理想は「1か月半~2か月」
がおすすめです。
一般的にスタイリストはカットにおいてお客様の髪質、毛量を考えデザインし長持ちするようにカットしています。
しかし、髪を切るのは何も長さ調整だけが理由ではありません。
ダメージして着た毛先を切るという目的もあります。
というのもダメージを受けた髪の毛の毛先はパサつき始めますので、ヘアスタイルの印象を野暮ったくしてしまいます。
「でもわたしカラーやパーマなど髪にダメージ与えてないよ?」
と思っている方も多いのですが・・・
毎日のシャンプー、紫外線、摩擦などで髪はダメージしています。
シャンプーで洗浄すれば少しずつダメージしていきますし、日中外に出れば紫外線でダメージします。
そして濡れた状態でバスタオルゴシゴシ水気を取ったりするのも実は髪にはダメージです。
もちろんドライヤーやコテ、ヘアアイロンなどの日々の熱ダメージも大きいです。
日常生活のあらゆる行動に髪へのダメージが潜んでいます。
これは現実問題完全に避けることは出来ないものと思った方がいいでしょう。
そういう蓄積していくダメージが原因で、ヘアスタイルというものは崩れます。
その他にも、
■シンプルに髪が伸び、スタイルが崩れる
■毛量が増え、重く野暮ったくなる
■(カラーの場合)プリン化してくる
■(白髪染めの場合)白髪が目立つ
などもスタイルが崩れる原因です。
特に目立ち始めるのが早い方だと1か月~
遅くとも2か月目くらい経つともうスタイルは結構崩れてきます。
では実際にカットとカラーだと、それぞれどのぐらいの頻度で行くべきなのかをこれから解説していきます。