そもそもヘアスタイルを似合わせる際には様々な要素があります。
・顔の形
・頭の形
・髪質
・メイク
・ファッション
・ライフスタイル
・顔の形
→これは多くの方がご存知と思いますが、ヘアスタイルを似合わせる上で顔の形はとても影響が大きいです。
顔と髪の毛のシルエットが「ひし形」になるよう設計するのが一般的です。
・頭の形
→頭の形もシルエットに大きく影響します。 特に日本人に多いのが「はち張り&絶壁」です。
ショートヘアは頭の形をよく見せるシルエットにすることができるのが最大のメリットです。
・髪質
→くせ毛や、エイジング毛やダメージ毛など、髪質に応じたデザインをしないとイメージ通りのヘアスタイルには近付けないでしょう。
特にショートボブはくせ毛を活かすことの出来るヘアスタイルです。
・メイク
→メイクのテイストもヘアスタイルとマッチしていないと、どうもしっくりこないことがあります。
ヘアスタイルとメイクは顔の印象を作るとても重要なパーツです。
・ファッション
→ファッションもヘアスタイルの印象と相互に影響しあいます。 例えば、フェミニンなファッションに、モードなショートボブだと少しミスマッチな気がしませんか?
・ライフスタイル
→お仕事上、ヘアスタイルの幅に制限があったり、小さなお子さんがいて、あまり凝ったスタイリングが要るヘアスタイルは難しいなど、人によって適したヘアスタイルがあります。
見た目では似合っていても、その方のライフスタイルに合ってなければこれも本当の意味で似合うとは言えません。
とこのように、ヘアスタイルを似合わせるって実は結構多くの要素があるわけです。
そしてヘアスタイルによっては似合わせ要素の多い少ないがあります。
極端な例ですが、ベリーショートで顔の形がカバーできるかというとちょっと難しいです。
顔や頭の形がほぼ露見しますから、どこかにコンプレックスがあったとしてもなかなか隠すことは出来ません。
ではロングにすればいいのかというと、実はそうでもないのです。
確かに髪の毛が長い方が顔を隠すことは簡単にできますが、形を「良く見せる」というのはまた別のお話です。
特に頭の形などは、ショートのようにデザインをしないと良く見せることは出来ません。
前置きが長くなりましたが何が言いたいかというと、 似合わせ要素が多く、かつコンプレックスなどをカバーできるヘアスタイルとしてショートボブは超優秀です。
ショートスタイルほど短くもなく、ボブほど長くもない。 それでいて、ボブのデザイン性があり、ショートの軽さがある。
ボブであれば顔の形に応じたシルエットが作れますし、ショートのような横から見たときの、バックのふんわり膨らんだ形のいい後頭部を作れます。
このように両方のいいとこどりができるのがショートボブも最大のメリットとも言えます。
隠したい部分はカバー出来て、全体的にシルエットで魅せますので、ショートでありがなら、似合わせ要素が自由自在の万能ヘアとも言えます。
実際に、ショートカットの専門店として一番多く提案するのはショートボブなのです。