まずはここから知っていきましょう。
ショートの失敗原因についてはアガペーの過去のブログなどでもさんざん書いていることなので、ここでは細かい技術的な事ではなく本質的な事について書きたいと思います。
参考:ショートヘアで失敗された…その原因と3つの対処法!
▶▶https://agape-hair.com/blog/20221009-3561/
まず結論、
失敗本質的な原因は「意思の疎通が出来ているかどうか」です。
例えばこんなオーダーをイメージして下さい。
「耳を出したいので、横と襟足をスッキリさせてください。それと前髪は目にかかるぐらいの長さで全体的に軽めにお願いします。」
よく聞くオーダーですね。
このオーダーに対してどんなヘアスタイルが仕上がるかって、わかりますか?
実はとてつもなく幅広い解釈が出来てしまいます。
お客様のイメージは1種類なのに、完成するヘアスタイルは何通りものスタイルが出来上がるでしょう。
つまりオーダーが正確に伝わっていないと、イメージ通りにはまずいきません。
もちろん、馴染みの美容師さんならこれまでのお付き合いから好みなどを理解しているので、ある程度ざっくりとしたオーダーでも大丈夫でしょう。
しかし、初めて行く美容室や初めてする髪型などの場合、伝え方には時間をかけてこだわった方がいいです。
ベタですが一番使えるのは写真です。※それも横や後ろからのアングルの写真もあると更に再現度上がります。
写真のいいところは、お客様のイメージと美容師のイメージに齟齬が無くなること。
実際、写真を口答でイメージを伝えようとすると、とても難しいのです。
例えば、ヘアカタログのような写真はもちろん基本的にはスタイリングがばっちりされています。
実は、耳が隠れる長さでも耳を出したスタイリングにしていたり、
前髪も上手く流して長さが実際より短く見えていたり・・・
同じ写真でもお客様が見たときと美容師が見た時では認識の仕方が異なります。
これを口答で伝えようとするから間違いが起きるのです。
なので写真は直接見せるのが手っ取り早く失敗のリスクを減らせます。
写真を持って行くのが恥ずかしいという方もいらっしゃいますが、美容師としてはヘアスタイル像が明確になるので、ありがたい限りです。
まったく恥ずかしがることないです。
ただ矛盾するようですが、写真を見せても100%完璧に写真通りにはならないでしょう。
というのも、髪質や骨格が異なるとバランスのとり方が変わります。
特にショートはごまかしが効きません。
なので顔の形に応じて、前髪のバランスや、頭の形をバックのシルエットでカバーする必要も出てきます。※例えば日本人のほとんどが絶壁頭です。
イメージとしては80~90%寄せて、あとの部分は似合わせるためにアレンジするのが、理想的な仕上がりだと思います。